2018年8月2日 / 最終更新日 : 2020年11月29日 equo_masumi Essais 最近読んだ本:逸身喜一郎著『ギリシャ神話は名画でわかる』NHK出版新書403、2013年 毎日文化センターの、今年10月から始まる講座「ギリシア神話の図像学ー神々のアトリビュートとその表現ー」の素案を練るにあたり、何冊か本を購入した。なかでもこの本は、著者が西洋古典学の専門家だけあって、内容がしっかりしていて […]
2018年7月17日 / 最終更新日 : 2018年9月22日 equo_masumi Essais 最近読んだ本:下條信輔著『サブリミナル・マインドー潜在的人間観のゆくえ』 下條信輔『サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ』中公新書、2012年 私は、20代のころ、デカルトに心酔していて、アラン、ヴァレリー、日本人では宇佐見英治といった人々の美術についての、人間についての考察を独学でず […]
2018年7月16日 / 最終更新日 : 2018年7月16日 equo_masumi Essais 美術史003:東京藝術大学石膏室 ドナテッロ作《ガッタメラータ騎馬像》とヴェロッキオ作《コレオーニ騎馬像》 「馬の美術」なんてマニアックな主題で博士号を取ったのは、日本で私だけのようだ。博士号の研究テーマは専門性の高いものなのでマニアックなのはいたしかた […]
2018年7月1日 / 最終更新日 : 2018年7月17日 equo_masumi Essais 最近読んだ本:本村凌二著『教養としての世界史の読み方』 本村凌二著『教養としての世界史の読み方』PHP研究所、2017年 NHK文化センターの「古代ローマの美術」のために、少し古代ローマ・ネタを補強しようと、改めて読み返す。特に美術史の背景となる古代ギリシアと古代ローマの精神 […]
2018年6月19日 / 最終更新日 : 2018年6月23日 equo_masumi Essais 美術史002:パリ、サント・シャペルのステンド・グラス パリのサント・シャペル~赤のステンド・グラス~ 私にとっての最初のヨーロッパは、パリだった。この時は、マレーシア航空の90日オープンチケットで、29時間くらいかかった南回り。今ではあんなハードな貧乏旅はできないけれど、本 […]
2018年6月16日 / 最終更新日 : 2018年6月19日 equo_masumi Essais 美術史001:ミケランジェロのピエタ ミケランジェロの《サン・ピエトロのピエタ》 昨日の藝大の授業「彫刻概論」は、ルネサンスの2回目。ミケランジェロがテーマ。彼が15~17歳くらいで作った《階段の聖母子》から授業を始める。聖母マリアの大きな手足や、がっしりと […]